【東北&北海道(3)】岩手県にある国の名勝天然記念物にも指定されている厳美渓を観光
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
本日は2020年8月16日(日)。一関市には"猊鼻渓(げいびけい)"という名前の似た渓谷があるが、今回訪れたのは厳美渓である。猊鼻渓にも機会があったら是非訪れてみたい。
松島の観光を終えた私は、09:25松島駅発の東北本線に乗り、JR一ノ関駅へ向かった。
これは余談だが、市名は岩手県"一関"市と書くが、駅名の表記はJR"一ノ関"駅となっている。
途中、小牛田(こごた)駅で乗り換えがあったが、乗り換え時間は13分のみだったため、駅の外に出るということはしなかった。
ちなみに、私は今回の旅行で"北海道&東日本パス"というものを使っている。詳しく説明すると長くなってしまうので割愛するが、このパスを持っていれば連続する7日間でJR北海道、JR東日本の普通列車が乗り放題になる。また、青森県を走る"青い森鉄道線"や岩手県を走る"IGRいわて銀河鉄道線"も乗り放題となる。
詳しく知りたい方はこちら↓
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200212_ho01.pdf
このパスを持っていれば乗り放題なので、途中の駅で降りて改札を出たり入ったりすることも自由なのだ。
さて、話を戻そう。一ノ関駅に到着したのは10:44頃であった。
ここでは駅名は"いちのせき駅"と平仮名で表記されていた。一ノ関駅から平泉駅までは2駅と近いので、【「世界遺産」浄土の風薫る"平泉"】という文言も書かれていた。平泉には厳美渓を見た後に観光してきた。その時の様子は次の記事で紹介したい。また、私は知らなかったのだが、一関には温泉があるらしい。
詳しくはこちら↓
http://www.ichinoseki-onsenkyou.jp/index.html
さて、一ノ関駅から厳美渓まではバスで向かう。11:00発のバスに乗り、11:21頃に到着した。
なかなかの絶景である。厳美渓は、栗駒山を水源とする、磐井川中流の渓谷である。1枚目の写真の奥に橋が架かっているのが見えるだろうか。これは御覧場橋という橋で、吊り橋の上からの渓谷と満開の桜並木は見事であると案内板のようなものに書いてあった。残念ながらこの時は8月なので桜を見ることは出来なかったが、この橋にも行ってきたので後で紹介しよう。
その前に、厳美渓の名物である郭公屋の"郭公だんご"を食べてきたので紹介したい。
郭公だんごは1人前500円である。まず、だんごを購入したい場合は代金をロープに下がる籠に入れて木槌で板を叩く(2枚目の写真に木槌と板が写っているのが見えるだろうか)。すると、対岸にあるお店の人が籠を引き上げ、代わりに注文しただんごとお茶が降りてくる。籠の中のお茶もこぼれず手元に届くというのは長年の経験によるものだとか。
郭公だんごは名物ということもありこの時は結構混んでいて、籠の前には結構な列ができていた。私の後ろにカップル2人組がいたのだが、私とそのカップルを含めて3人組と勘違いしたのかお茶が3つ届いた。この日はかなり暑く、喉も乾いていたので助かった。
だんごはあんこ(左)とごま(中央)、みたらし(右)の3本セットで、1つ1つのだんごが大きくて食べ応えがあり、味も美味しかった。気温が高すぎたのが少しマイナスだったが、厳美渓の良い景色を見ながら食べるだんごは最高だった。
だんごを食べた後は、御覧場橋へ向かった。
なかなか立派な吊り橋である。橋の上を歩くと結構揺れた。
ここからの眺めも素晴らしい。春にはここから満開の桜並木が見れるとのことだから、桜の咲く頃にまた是非とも来てみたい。奥に橋が写っているのが見えるだろうか。厳美渓の最初の写真はこの橋から撮ったものであり、ここから御覧場橋を見ていたのである。
先ほど一関には温泉があると述べたが、この近くに"かんぽの宿"があると案内板のようなものに書いてあった。Googleマップで調べてみると、御覧場橋から徒歩20分ほどだった。
かんぽの宿 一関↓
https://www.kanponoyado.japanpost.jp/ichinoseki/index.html
御覧場橋からの景色を見た後は、まだ帰りのバスまで少し時間があったので、近くの道の駅に行ってみることにした。お土産などが売っていたが、旅はまだまだ長く、荷物が増えると不便なので何も買わなかった。道の駅の近くには"一関市博物館"もあった。
入場料は大人300円と書いてあった。博物館をゆっくり見ていくほどの時間はなかったため、ここはパスしてバス停に戻り、13:30発のバスに乗り、一ノ関駅へ戻った。
この後は平泉に向かうのだが、今回の記事ではここまでにしようと思う。次回の記事で平泉での様子を書こうと思う。
次の記事はこちら↓
kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
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