気まぐれ一人旅

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【東北&北海道(10)】箱館戦争の舞台となった特別史跡"五稜郭跡"を観光【五稜郭公園・五稜郭タワー】

2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。

 

前回の記事はこちら↓

kimagure-hitoritabi.hatenablog.com

 

本日は2020年8月18日(火)。前日に函館のネットカフェに宿泊した私は、まず"五稜郭公園"へと向かった。ネットカフェを8時前に出て、ここから五稜郭公園まで50分近く歩く。ちなみに快活クラブの無料のモーニング(食べ放題)を食べてきたので、腹ごしらえは万全だ。

 

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写真中央付近にわずかに五稜郭タワーが見える

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拡大

 

途中で五稜郭タワーが見えた。まだまだ先は長い。

 

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マンホールに五稜郭の星形のマークがあった。

 

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到着

 

さて、到着した。五稜郭公園に着いたのは08:40頃だったと思う。この日は朝からそこそこ気温も高く、良い運動であった。

 

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裏門橋

 

ここは裏門橋と呼ばれる橋だ(地図の下側)。

 

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これから公園の反対側(地図の右上)にある五稜郭タワーに行くのだが、五稜郭タワーの営業時間は09:00からだったので、公園を散策しつつのんびり向かいたいと思う。

 

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公園内の様子

 

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箱館奉行所

 

箱館奉行所は、幕末の箱館開港により設置された江戸幕府の役所で、奉行所の防御施設として築造されたのが五稜郭である。五稜郭は、武田斐三郎(あやさぶろう)により、中世ヨーロッパで発達した城塞都市を参考に設計された。その後、明治維新により明治新政府の役所となったが、明治元年10月に榎本武揚率いる旧幕府脱走軍が占拠。翌明治2年5月に終結する、戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となった。明治4年(1871年)に奉行所を含む郭内建物はほとんどが解体され、大正時代以降は公園として開放されている。その後、発掘調査や古写真、絵画面、文献資料などを詳細に分析し、可能な限り当時と同じ材料、工法を用い、2010年に奉行所が復元された。

 

五稜郭跡は、築造時の形態がよく残っていて日本城郭史上重要であるとともに、幕末期の洋学採用の一端を示すものとして学術上きわめて価値が高いことから、北海道で唯一の国の特別史跡に指定されている。ちなみに、公園内は無料だが、奉行所に入るには入館料を払う必要がある(500円)。

 

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二の橋

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一の橋

 

二の橋、一の橋の順に橋を渡ると、五稜郭の外に出られた。ここから五稜郭タワーまではすぐだ。

 

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五稜郭タワー

 

五稜郭タワー

https://www.goryokaku-tower.co.jp

 

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土方歳三のブロンズ像

 

五稜郭タワーの1階に土方歳三のブロンズ像があった。土方歳三近藤勇らと新撰組を結成し、副長を努めた。局長である近藤勇が処刑された後も、宇都宮、会津と戦い続け、榎本武揚率いる旧幕府軍艦隊に仙台で合流し、蝦夷地に渡った。明治2年(1869年)春からの新政府軍による攻撃に際しては自ら最前線で奮戦したが、同年5月11日、新政府軍の総攻撃により孤立した友軍を援護するために出撃した際に、一本木関門で銃撃を受け35年の生涯を閉じた。

 

この像は、旧政府軍が蝦夷地から一時的に新政府の勢力を駆逐し、暫定政権を樹立した明治元年12月15日、戦場から凱旋した土方歳三が、乗馬用の鞭を片手に五稜郭に降り立った姿を再現したものだそうだ。

 

さて、展望台へはエレベーターで登った。チケットを買う際に、函館ロープウェイの時と同様、統計のため住んでいる都道府県を聞かれた。

 

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五稜郭

 

上から見ると、形状がよく分かる。稜堡(りょうほ)とよばれる5つの突角が星形の五角形状に土塁がめぐっており、これが"五稜郭"という名前の由来だ。

 

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一の橋と二の橋

 

左下の橋が一の橋で、右うえの橋が二の橋である。

 

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箱館奉行所

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函館山

 

昨日はこの函館山の展望台から夜景を見た。

 

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裏門橋

 

今日はこの裏門橋を渡って五稜郭公園の中に入ってきた。

 

展望台にも土方歳三のブロンズ像があったのだが、周りに人がいたので後で撮ろうと思って結局撮り忘れてしまった。他にも展示スペースがあり、五稜郭の歴史を年表や絵図面でわかりやすく紹介されていた。

 

五稜郭タワーを降りた後は、五稜郭駅へと向かった。五稜郭駅までは徒歩30分ほどだ。駅名は"五稜郭"なのに駅から五稜郭までは結構遠い。この日は最終的に札幌まで行く予定で、これからまた長時間電車に乗ることになる。

 

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途中、セイコーマートというコンビニで水を買った。セイコーマートは北海道を拠点とするコンビニエンスストアチェーンで、低価格な商品が多く今回の旅で頻繁に利用した。HPを見てみると、北海道以外には埼玉県と茨城県にのみ店舗があるようだ。

 

セイコーマート

https://www.seicomart.co.jp

 

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JR五稜郭駅

 

JR五稜郭駅に到着した。この後は10:58発の電車に乗る。この日の最終目的地は札幌だが、途中で、森駅、長万部駅小樽駅などで降りる。その時の様子は次回以降の記事で紹介したい。

 

次の記事はこちら↓

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