気まぐれ一人旅

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【東北&北海道(13)】夜の小樽を散策【小樽運河】

2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。

 

前回の記事はこちら↓

kimagure-hitoritabi.hatenablog.com

 

本日は2020年8月18日(火)。長万部を訪れた後、16:38発の電車に乗り、次は小樽へと向かった。

 

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小樽に着くのは19:52なので、3時間14分も電車に乗ることになる。

 

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長万部から6駅目に、昆布駅という駅を通った。アナウンスで「次は、昆布〜昆布〜」と流れ、「ん?」と思いつつ、まさかあの昆布じゃないだろ?と思いながら(北海道は変わった地名が多い)掲示板を見てみると、まさかの「昆布」と書いてあり、笑ってしまった。昆布という名前はアイヌ語に由来されるとされているが、色々な説があり正確な由来は不明らしい。

 

調べてみると、昆布駅から徒歩5分のところに温泉施設があった。

 

幽泉閣↓

http://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/yuusenkaku/

 

HPを見ると、どうやら宿泊もできるようだ。

 

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倶知安(くっちゃん)駅

 

途中、18:13-18:32の約20分間、倶知安(くっちゃん)という駅で停車する時間があったので、駅の外に出てみた。

 

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長万部駅と同様、倶知安駅北海道新幹線が札幌まで延伸する際は、停車駅となるようだ。

 

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倶知安町はスイスのサンモリッツと1964年から姉妹都市提携を結んでいるらしい。1964年(昭和39年)に当時の高橋清吉町長がサンモリッツへ出向いたことがきっかけらしい。1964年といえば東京オリンピックの年だが、特に関係はないみたいだ。ところでサンモリッツ世界遺産にも登録されているレーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線が通っている場所でもあり、コロナが無事収束したら是非行ってみたいと思っている場所だ。

 

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小樽駅

 

さて、19:52に小樽駅に到着した。あたりはすっかり暗くなっていた。小樽と言えば、小樽運河が有名だ。この日は最終的に札幌まで行って宿泊するのだが、夕食も札幌で味噌ラーメンを食べようと思っているのと、前日の夜は快活クラブの飲み放題カフェで夜を明かすという選択をしてしまったせいで疲れが全く取れずこのとき疲労度がMAXだったので、小樽運河だけをサクッと見てさっさと札幌に向かうことにした。

 

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小樽運河

 

ここは小樽運河にかかる"中央橋"という橋だ。小樽駅からこの中央橋までは緩い下り坂をひたすらまっすぐ歩いて10分弱で到着できた。

 

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中央橋

 

小樽運河は、1923年(大正12年)に完成した。内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋め立てて造られており、緩やかに湾曲しているのが特徴となっている。完成以来、船舶の移動などに利用され活躍したが、戦後になると港のふ頭の整備により運河としての役割を終えた。その後、運河を全て埋め立てて国道にすることが計画されたが、それに反発して周辺の歴史的建造物を含めた保存に向けて市民活動が起こった。最終的に、当時40mの幅があった運河の半分、20mを埋め立てて道路とし、残りは散策路などを整備することで議論が決着した。ただし、北部(通称:北運河)は当初のまま40mとなっている。

 

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北運河

 

暗くて分かりづらいかもしれないが、最初の中央橋から撮った運河よりも幅が広く、大正当時の運河のままの姿が残されている。作業船などが運河沿いに繋がれていて、昔の面影を残している。北運河までは、中央橋からゆっくり歩いて10分ほどだった。

 

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北運河近くにあった倉庫

 

この倉庫は90年以上前にできたもので、現在も使われているらしい。

 

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散策路にはガス灯がともっている。散策路には合計63基ものガス灯が設置されているそうだ。

 

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クルーズ船の運行もしているらしい。私が来た時はもう営業時間が終わっているようだったが、小樽運河を解説を聞きながら船の上から楽しむことができる。他にも人力車のサービスもあるようで、小樽の歴史などを解説しながら周囲を案内してくれるようだ。

 

また、こちらも私が来た時間にはすでに閉まっていたが、中央橋から交差点を渡ってすぐのところに"運河プラザ"という施設があり、観光案内所や売店、カフェなどが併設されているようだった。正直、夜はあまり観光客は見られなかったが、昼間はもう少し賑やかなんだろうというのが何となく想像できた。夜の小樽運河も良かったが、明るい時間にも一度見てみたいものだ。

 

さて、小樽運河を一通り見終えたら、もう小樽駅に戻って札幌へ向かうことにした。

 

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20:40の電車があったので、それに乗ることにした。札幌の到着は21:26である。では、この記事ではここまでにしようと思う。次回は札幌を訪れた時の様子を記事にしたい。

 

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