【東北&北海道(29)】世界遺産にも登録されている白神山地の十二湖を観光
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
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本日は2020年8月27日(木)。リゾートしらかみ号に乗って11:26にJR十二湖駅に到着した私は、11:35発のバスで"奥十二湖駐車場"バス停へと向かった。十二湖を散策するにはこのバス停で降りるのが便利だ。
リゾートしらかみ号で十二湖駅を降りた乗客がおそらく全員バスに乗った形となり、バスの中は結構混雑していた。"奥十二湖駐車場"バス停には11:50頃に到着した。
帰りは14:15発のバスで十二湖駅へと戻るので、ここでの滞在は2時間半ほどだ。
バス停のすぐ近くに"森の物産館キョロロ"があった。ここには売店があってお土産を買えたり、軽い食事をすることもできる。
さて、十二湖は世界遺産に登録されている白神山地の一角で、複数の湖の総称である。津軽国定公園にも含まれている。名称は"十二湖"となっているが、湖は全部で33ある。大崩(標高694m)から見ると湖の数が12に見えることから"十二湖"と呼ばれているという説が有力らしいが、詳しくは分かっていないそうだ。また、偶然にも面積が10,000平方メートルを超える湖の数がちょうど12となっているらしい。
あまり詳しくないのだが、これらはブナの木ということで良いのだろうか。というのも、そもそも白神山地は世界最大級の原生的なブナ林が分布し、多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれていることが評価されて世界遺産となっているからだ。
十二湖の中でも"青池"という池が特に有名のようだったので、とりあえずそこに行くことにした。
確かに青色をしている。写真だと分かりにくいがかなり透明度が高く、湖の底も見えるほどだった。 とても綺麗でいつまでも見ていられる。。と言いたいところだが、この時点で気温がかなり高く、暑さに弱い私にはここに長時間いるのは無理であった。しかも虫もたくさんいたので、1つの場所にずっと留まっているというのは難しかった。夏にここに来る場合は虫除けスプレーなどがあれば大活躍するだろう。
ちなみに、ここから2時間ほど歩いていくと先ほど述べた大崩の山頂に行くこともでき、実際に12の湖を見ることもできるようだ。しかし片道で2時間なので、往復だと4時間近くかかってしまうのと、どちらにせよこの暑さで山を登る気もしないため今回は断念。
さて、青池から少し歩くと"十二湖庵"という抹茶やお菓子が食べられる場所があるそうなので、次はそこに行くことにした。
しかし、残念ながらこの日は営業していなかったようだ。
近くには沸壺池からの水が溜めてある場所があった。写真には残せなかったが、沸壺池もこの近くにある。十二湖庵の抹茶はこの水でいれているらしい。触ってみるととても冷たく、気持ちよかった。手や足にかけて体温を冷ました。
近くにも池があった。おそらく"落口の池"という名前の池だったと思う。青池も綺麗だったが、こちらもなかなか綺麗だ。
この後はバス停の近くまで戻り、"森の物産館キョロロ"で何か食べることにした。
青森名物の煮干しラーメンにしようとも思ったが、なんとなく気分で"十二湖どんぐりうどん"にした。
唐揚げもあったので注文した。うどんは冷たいものにしてもらった。暑かったので、氷が入っていて冷たくて良かった。野菜も摂れたので、旅行中の栄養不足を少しは補えたはずである。
食事を終えた後はもう少し十二湖を見ることも考えたが、昨日まで比較的涼しい北海道にいたこともあってかとにかくこの日は暑くてこれ以上外を歩く気力がなかったので、物産館の中でお土産を見たりして過ごし、14:15発のバスで十二湖駅へと戻った。
十二湖駅へ到着したのは14:30頃だった。この日は最終的には秋田県の大館駅近くのホテルに泊まるのだが、この後はまずは五能線の列車で能代駅へと向かう。能代方面の列車は15:09発のため、まだ40分ほど時間がある。
十二湖駅から日本海が見える。
駅にある売店で青池ソフトというソフトクリームを売っていたので、買って食べることにした。
ヨーグルト味で、爽やかでさっぱりしていて暑い日にはちょうど良かった。
残りの時間は駅の中でゆっくりしたり日本海を見たりして過ごし、15:09発の電車に乗って能代へと向かった。では、今回の記事はここまでにしよう。次の記事では能代での様子や、その後に大館に向かった時のことなどを書きたいと思う。
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