【四国&九州(8)】四国最南端!足摺岬を観光
2020年12月11日(金)〜2020年12月29日(火)の約20日間にかけて主に四国と九州を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
本日は2020年12月14日(月)。前日に高知駅近くのホテルに宿泊した私は、四国最南端の地である足摺岬へと向かうために、05:39発の土讃線に乗ってまずは窪川駅へと向かった。
四国ではアンパンマン列車なるものが走っているらしい。
アンパンマン列車↓
https://www.jr-eki.com/aptrain/index.html
途中、海沿いを通った。写真は安和(あわ)駅近くで撮影した。
窪川駅に到着したのは07:59だ。ここでJRから土佐くろしお鉄道に乗り換える。
JRの窪川駅から土佐くろしお鉄道の窪川駅まではすぐのところにある。次に出る08:27発の中村線の列車に乗り、終点の中村駅へと向かう。
今回はくろしお1日フリーきっぷを購入した。この日は今乗っている"窪川駅→中村駅"と、足摺岬を観光した後に"中村駅→若井駅"と土佐くろしお鉄道に2回乗る。普通に乗ると運賃が合計で2,100円になるので、2,080円のフリーきっぷを購入した方が20円お得になる。土佐くろしお鉄道の路線は中村線(窪川駅〜中村駅)、宿毛線(中村駅〜宿毛駅)、ごめん・なはり線(後免駅〜奈半利駅)の3つがあるが、このフリーきっぷは中村線と宿毛線の2つの路線で使えるようだ。しかし今回の旅で私が利用するのは中村線の1路線のみである。
窪川駅を出てすぐ、四万十川の近くを通った。四万十川は四国最長の川で日本三大清流の1つと呼ばれ、名水百選にも選ばれている。しかし、政府による科学的な水質調査では全国の調査対象の河川の中で際立って水質が良いわけでもないらしい。
途中、土佐湾沿いも通った。とても良い眺めであった。
中村駅へ到着したのは09:24だった。ここから1時間半くらいバスに乗って、ようやく足摺岬へと到着できる。
次のバスの発車時刻は10:14だ。まだ少し時間があるので駅周辺をブラブラとして過ごす。
駅の売店で売っていた駄菓子を買ってみた。グミみたいなやつかと思ったが食べてみると飴だった。甘くて美味しかった。
バスに乗ると、再び四万十川沿いを通った。
足摺岬に近づいてきた頃、バスの中から小さな島が見えた。調べてみると、これは唐船島というそうだ。昭和21(1946)年に発生した南海地震による清水地域の地盤隆起を島裾に残っていた貝殻等の付着跡と地震後の汀線(海面と陸地との境の線)によって約80cmと決定可能とした貴重な地質学の資料とされ、国指定天然記念物に指定されているようだ。
さて、足摺岬に到着したのは11:59だ。右奥に見えるのはジョン・万次郎(中浜万次郎)の像だ。
中浜万次郎は足摺岬にほど近い中ノ浜に生まれた。14才のとき出漁中に嵐にあい、無人島・鳥島に流された。半年後、運よく通りかかったアメリカの捕鯨船に救助された。船長は万次郎の人柄を気に入りアメリカへ連れて帰り、船長の生地フェアへイブンで3年間正規の学校教育を授けた。万次郎は期せずしてアメリカにおける日本人留学生第一号となった。彼は10年におよぶ国外生活中John Mungと呼ばれ英語、航海術、測量術、捕鯨術等を習得した。1851年2月、万次郎24才の時に日本に帰り、鎖国から開国に揺らぐ激動期の日本歴史の影で大きな役割を果たした。明治文化の開花に著しい貢献を果たした1人である。土佐清水市は1987年12月、万次郎の縁でフェアへイブンと姉妹都市を結び友好交流を深めている。
猫がいた。
とても良い眺めである。高知駅を出てからここまで6時間以上かかったが、この景色を見た瞬間来て良かったと思えた。
金剛福寺↓
https://88shikokuhenro.jp/38kongofukuji/
さて、金剛福寺を見た後はバス停へと戻った。
この後は13:12発のバスに乗って中村駅へと戻る。足摺岬での滞在時間は1時間強とそこまで長くなかったが、とても良いものだった。ここまで来るには時間もお金もかかってしまうが、それでも来た価値はあっただろう。
14:57に中村駅へ到着。この後は15:32発の電車に乗り、愛媛県の宇和島へと向かう。
中村駅の休憩所のようなところにコンセントがあり、スマホの充電ができた。これはありがたい。では、今回の記事はここまでにしよう。次の記事では宇和島での様子などを紹介したい。
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