気まぐれ一人旅

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【四国&九州(24)】かつての新婚旅行の聖地!宮崎県の"青島"を観光

2020年12月11日(金)〜2020年12月29日(火)の約20日間にかけて主に四国と九州を旅してきた時の様子を記事にしている。

 

前回の記事はこちら↓

kimagure-hitoritabi.hatenablog.com

 

本日は2020年12月23日(水)。前日の夜、宮崎駅近くのホテルに宿泊した私は、ホテルのチェックアウトを済ませて宮崎駅へと向かった。

 

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宮崎駅周辺は南国風の雰囲気になっていて気持ちが良い。これはおそらく"カナーリヤシ"というヤシ科の樹木である。日本では一般的にフェニックスと呼ばれており、宮崎県の木に指定されている。

 

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これはアミュプラザ宮崎"うみ館"屋上の"アミュそら"から撮影したもの。なかなかの都会っぷりである。

 

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JR宮崎駅

 

宮崎駅も見える。

 

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交通神社

 

これは交通神社。宮崎を代表する宮崎神宮本社3柱(神武天皇神武天皇の父母)の主祭神分祀とされており、列車やバスの運行の安全など、交通安全祈願できる。

 

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JR宮崎駅

 

1960年代から1970年代にかけて宮崎を旅行先とした「新婚旅行ブーム」があった。きっかけは1960(昭和35)年、嫁ぎ先の実家が宮崎だった昭和天皇の第5皇女(第7子)の島津貴子(旧名:清宮貴子内親王)が新婚旅行で宮崎を訪問し、さらに1962(昭和37)年、当時の皇太子様ご夫妻が訪問したことである。特に青島・日南海岸周辺はプリンセスラインと呼ばれ、若者たちに人気だったそうだ。

 

青島は宮崎市の南東部海岸付近にある周囲860m、面積約4.4ha、高さ約6mの島で、今日これから訪れる。10:31宮崎駅発のJR日南線に乗った。

 

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なんじゃこら大福

 

宮崎駅の"お菓子の日高"という店で宮崎名物の"なんじゃこら大福"を売っていたので、買って食べた。

 

お菓子の日高↓

http://hidaka.p1.bindsite.jp/shop.html

 

大福のつぶあんの中に栗と苺とクリームチーズが入っているという何とも異色のお菓子だが、食べてみると意外と良く合い、美味しかった。値段が420円と少々高めだが、写真だと分かりにくいかもしれないがかなり大きく、これ1個でそこそこお腹いっぱいになれるので妥当な値段だと思った。

 

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JR青島駅

 

青島駅には11:00に到着した。

 

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この辺りにもフェニックスの木が植えられている。

 

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青島屋

 

この中にお土産屋やレストランが入っていた。今日の昼食はここで食べよう。

 

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青島海岸

 

駅から海岸まで歩いて10分くらいだった。

 

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青島

 

海岸から弥生橋を渡ると青島まで行くことができる。

 

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弥生橋

 

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鬼の洗濯板

 

青島周辺の岩盤は、新第三紀(2400万年〜200万年前)に海床に規則的に堆積した砂岩と泥岩の互層が傾き地上に露出したものが、波の侵食を受け、堅さの違いにより凹凸を生じたものである。青島周辺及び日南海岸の戸崎鼻から巾着島に至る海岸にみられ、俗称「鬼の洗濯板」といわれている。

 

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青島神社

 

青島神社

https://aoshima-jinja.jp

 

青島神社は山幸彦(やまさちひこ)と豊玉姫(とよたまひめ)、塩筒大神(しおづつのおおみかみ)を祀っている。いずれも山幸海幸神話に因む神で、縁結び、安産、航海安全の神として信仰を集めている。

 

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ビロー樹

 

青島のほとんどでビロウの木が繁茂しており、その数約5,000本、最高樹齢は約300年とされている。この地域は黒潮が近海を流れ温暖な気候で雨量が多いため、ビロウが繁茂するための気候条件が揃っているのだ。ビロウもフェニックスと同様、ヤシ科の樹木である。

 

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青島から見た青島海岸

 

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幸せの黄色いポスト

 

青島海岸に戻ってきた。幸せの黄色いポストは、青島神社に祀られている山幸彦と豊玉姫が恋文のやりとりを交わしたという神話にちなんで2014年に設置された縁結びのシンボル。実際に投函できるので、意中の人や大切な人へ手紙を送る人も多いそうだ。

 

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皇太子殿下御休憩所乃跡

 

皇太子殿下が青島に訪れた際、ここで御休憩なされたようだ。

 

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皇太子殿下御野立乃跡

 

野立(のだて)の意味が分からなかったのだが、調べてみると休憩と同じような意味のようだ。

 

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青島を見た後は先程の青島屋で昼食を食べることにした。数量限定の"宮崎牛ステーキ丼"を注文した。

 

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宮崎牛ステーキ丼

 

どうせ肉は少ないのだろうとあまり期待していなかったのだが、実際は結構たくさん肉が乗っていたのでテンションが上がった。肉は柔らかくジューシーでとても美味しかった。

 

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青島亜熱帯植物園

 

青島亜熱帯植物園↓

http://mppf.or.jp/aoshima/

 

まだ時間があったので、近くにある無料の植物園に行ってみた。

 

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園内の様子

 

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青島亜熱帯植物園大温室

 

植物園内にはいくつか温室があったが、その内の"青島亜熱帯植物園大温室"を紹介しよう。

 

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中の様子

 

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マーライオン

 

1965(昭和40)年に当時の宮崎県知事(黒木博)がシンガポール植物園を訪問したことをきっかけに、青島亜熱帯植物園とシンガポール植物園は姉妹植物園となった。その後様々な交流をし、2016(平成28)年3月、大温室のリニューアルオープンの際に姉妹植物園50周年を記念してマーライオンの像が設置されたそうだ。この像はシンガポール政府観光局から許可を得て制作された。シンガポールでは風水が重んじられており、この像も現地と合わせて縁起の良い東88度の方向を向いている。

 

シンガポールには2019年の5月に私も訪れたことがあり、その際にシンガポール植物園にも訪れたのだが、かなりの規模の植物園だった。世界遺産にも登録されている。また、その時にマーライオンも見に行ったのだが、工事中で見ることができなかった。なので今回見ることができて嬉しい。

 

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植物園を見た後は、再び青島屋に戻ってきた。マンゴーパフェが美味しそうだったので、食べることにした。

 

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マンゴーミニパフェ

 

"ミニ"とついているが、ミニしかないそうだ。マンゴーは宮崎県のご当地フルーツである。790円と少し高めだったが、美味しかった。

 

では、今回はここまでにしよう。この後は大分方面へ移動するので、次の記事で書きたいと思う。

 

次の記事はこちら↓

kimagure-hitoritabi.hatenablog.com

 

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