気まぐれ一人旅

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【東北&北海道(28)】"リゾートしらかみ号"で弘前駅から十二湖駅へ

2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。

 

前回の記事はこちら↓

kimagure-hitoritabi.hatenablog.com

 

本日は2020年8月27日(木)。前日に青森県にある弘前駅近くのホテルに宿泊した私は、朝食を食べた後ホテル近くの弘前城へと向かった。今回のホテルは朝食バイキングが無料でついていた。前日の夜はチェックインしたのが24時を過ぎており、朝食を食べるために早く起きるかギリギリまで寝ているか悩んだが、朝食が付いているのに食べないのは勿体ないと思い、頑張って早く起きた。朝食は7時からで、朝食を食べた後7:30頃にチェックアウトした。この日は08:48弘前駅発のリゾートしらかみで十二湖駅へと向かうのだが、その前にせっかく近くにいるので弘前城を一目見ておこうと思ったのだ。

 

弘前城津軽藩主代々の居城で慶長16(1611)年に二代藩主津軽信枚によって築かれた城である。現在でも天守閣などが残っており、現存十二天守のうちの1つである。

 

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城の敷地内を通って通学する学生が多く見られた。そういえば昨年金沢城公園へ行った時も、金沢城公園を通って通勤するサラリーマンが多く見られた。こんな素晴らしいところを通勤に使うなんて最初はうらやましいとも思ったが、しばらくして慣れてしまえば結局は満員電車で通勤するサラリーマンと変わらないのであろう。

 

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天守

 

有料のエリアに入らないと天守閣はよく見えないようであったが、少し見ることができた。

 

さて、天守閣を見た後は弘前駅へと向かった。弘前城から弘前駅までは歩いて30分ほどとやや遠い。弘前城の近くにある、国の重要文化財にも指定されている青森銀行記念館も外観だけ見て写真を撮ったのだが、その写真はどこかに紛失してしまった。

 

この日は朝からかなり気温が高く、もうこの時すでに結構な汗をかいてしまった。やはり本州は暑い。前日までは北海道にいたため、地域によっては昼間は暑いところもあったが朝からこんなに暑いなんていうことはなかった。本州と北海道でこんなにも違うんだということを体感した。

 

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弘前教会

 

教会があった。こちらは弘前教会と呼ばれており、東北最古のプロテスタント教会だそうだ。

 

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泊まったホテル

 

途中、泊まったホテルをまた通った。

 

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弘前駅中央口

 

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弘前駅城東口

 

弘前駅はJRの他に弘南鉄道という鉄道も運行しているようだ。

 

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08:48発、秋田行のリゾートしらかみ号に乗る。リゾートしらかみ号は全席指定の快速列車で、私がこの旅行で使用している北海道&東日本パスは乗車券として使えるので指定席券(530円)のみ購入すれば乗ることができた。なお、席はA席からD席まであり、上りも下りもどちらもA席が日本海側なので、私はもちろんA席を購入した。

 

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リゾートしらかみ

 

発車時刻の3分前くらいに列車は到着した。

 

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車内の様子

 

コロナの影響もあり、乗車率は3割強といったところだっただろうか。しかし海側のA席はほとんど埋まっているようだった。

 

座席は前後の間隔も広く、背もたれも倒せるのでとても快適であった。

 

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途中、五所川原駅から鯵ヶ沢駅の間を走行中に車内イベントで津軽三味線生演奏が行われていた。演奏者は2名で、"津軽じょんから節"など代表的な民謡が演奏されていた。テンポがとても速くかなり聞き入ってしまった。演奏自体は確か3両目の車両で行われていたが、どの車両からも音声のみならスピーカで聴けるようになっていた。

 

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鯵ヶ沢駅を過ぎると、徐々に日本海が見えるようになってきた。

 

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千畳敷

 

途中、千畳敷駅で15分ほどの停車時間があった。

 

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駅の目の前には海岸が広がっており、観光客向けに停車する時間を設けてくれているようだ。この石畳の海岸は、かつて津軽の殿様が畳を千枚敷いて宴会をしたと伝わっている。奇岩奇石が連なり波打ち際まで石畳が続いており、"日本の夕日百選"にも選ばれているそうだ。夕日が見える時間帯にもいつか来てみたい。

 

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千畳敷太宰治の小説"津軽"にも登場するらしく、その一節を引いた記念碑もあった↓

 

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15分間と短い滞在だったが、千畳敷を充分に楽しむことができた。この後は再び列車に戻り、十二湖駅へと向かった。

 

しばらくすると、「右手前方に行合崎(ゆきあいざき)海岸が見えてまいります。海岸線の美しさは五能線の中で最も美しい場所と言われ、その美しさから多くのポスターやパンフレットの撮影にも使われるシャッタースポットとして有名です。どうぞ深浦駅到着までの間、車窓の風景をお楽しみください。」といった車内アナウンスが流れた。

 

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行合崎海岸

 

確かに美しい。リゾートしらかみ号ではこういった撮影ポイントなどもアナウンスしてくれるのがありがたい。

 

さて、その後も列車は日本海沿いを進んでいき、11:26に十二湖駅へと到着した。

 

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十二湖駅

 

この後は11:35発のバスで十二湖へと向かうが、その時の様子は次の記事で書きたいと思う。では、この記事はここまで。

 

次の記事はこちら↓

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