【東北&北海道(17)】日本最北端の街!稚内を日帰り観光【名寄⇄宗谷岬】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
本日は2020年8月20日(木)。前日に名寄駅近くのホテルに宿泊した私は、07:52発の電車で稚内へと向かった。
稚内駅へ到着するのは12:08であり、4時間以上の長旅となる。
電車内には扇風機があった。冷房はないが充分に涼しく、窓を開けていると少し寒いくらいだった。
途中、幌延駅で20分ほど停車したので外に出てみた。周りには特に何もなさそうだった。
豊富駅を通過。ここには最北の温泉郷があるらしい。
豊富温泉↓
駅から歩いて行くには遠そうだが、駅から温泉へのバスも出ているようだ。
途中、得体の知れない虫が車内に入ってきた。アブだろうか。
とりあえず避難してきた。それにしても、他の乗客は全く動じる様子がない。北海道の人たちはこういうのに慣れているのだろうか。それともただ気付いていないだけなのか。北海道の旅では、電車やバスの車内に結構大きめの蜂が入ってきたことが何度かあった。
途中、確か南稚内駅と稚内駅の間の区間だったと思うが、線路内に鹿が進入し一時電車が停車した時があった。その鹿はビデオカメラで撮影したつもりだったのだが、録画ボタンを押し忘れていて気付いた時には鹿はいなくなっていた。この時はひどく後悔したが、北海道ではこの時以外にも鹿を見る機会はあったので、今となってはそこまで気にすることではなかった。
そんなこんなで稚内駅へと到着した。なかなか綺麗な駅舎である。
近くには北市場と呼ばれる市場があり、1階では特産品が売られており、2階は夢広場と呼ばれる海鮮レストランとなっていた。
夢食館北市場↓
ここで食事をしても良いかなと思ったが、メニューを見てみるとどれも値段が高かったのでやめることにした。
駅からは北防波堤ドームも見えた。ここに行くことにした。が、その前にこの日はまだ何も食べていなかったので軽く何か食べることにした。
駅の中にあったカフェのような店で"宗谷黒牛のハンバーグサンドウィッチ"を注文した。腹も減っていたので美味しくいただいた。値段は500円だった。
サンドウィッチを食べた後は、北防波堤ドームに来た。この防波堤は、戦前に稚内〜樺太の定期船発着所として築設されたもので、昭和6年に着工し、昭和11年に完成した。その後、老朽化が進み昭和53年より改良施工し、昭和55年に今の姿となった。古代ローマの柱廊を思わせる独特の外観から通称「ドーム」と呼ばれている。
防波堤を見た後は、稚内駅へと戻った。この後は13:20発のバスに乗り宗谷岬へと向かう。
バス停のすぐ近くにセイコーマートがあった。
サンドウィッチ1つではまだお腹も充分に満たされていないので、ペペロンチーノを買ってきた。結構量はあるのだが税込で118円とかなり安い。セイコーマートにはペペロンチーノ以外にも数種類のスパゲッティや焼きそばがこの価格で売られていて、かなりお得だった。この旅行中にこの価格のスパゲッティと焼きそばは全種類制覇したと思う。
本当はバスの中で食べようと思っていたのだが、思いのほか混んでいたため宗谷岬に着いてから食べることにした。
バスは往復で2,560円とかなり高めだ。痛い出費ではあるが、稚内まで来て宗谷岬に行かないという選択肢はないのではなかろうか。
バスに揺られること50分ほど、14:10頃に宗谷岬に着いた。帰りのバスは14:55発なので、滞在時間は45分間のみだ。
時間がなかったのだが、稚内駅でスパゲッティを買ってしまったので、まずはこの階段に座って海を見ながら食べた。
間宮林蔵は江戸幕府からの命を受け北方を探索し、1809年に樺太(現・サハリン島)が島であることを発見した。これは当時の世界地図の空白を埋める偉業であり、世界地図に日本人で唯一「間宮海峡」という日本人名を残した。その後、師である伊能忠敬の事業を引き継ぎ、蝦夷地(北海道)の地図作成にも大きな貢献を果たした。このブロンズ像は、間宮林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか海の彼方を見つめる姿を表しているそうだ。
展望台があったが、私が行った時はどうやら営業していなかったようだ。
食事できる店もあったが、営業していたのかは確認していない。
ここで日本最北端到着証明書を100円で購入できるとのことなので、買うことにした。
その後は、海を見たりして過ごした。
もう少しゆっくりして過ごしたいところでもあったが、短い滞在を楽しむことができた。
帰りは14:55発のバスに乗り、"南駅前"というバス停で降りた。ここはJR南稚内駅の近くである。15:36頃に到着した。このバスに乗る時に整理券を取るのを忘れていたのだが、降りるときに運転手さんに「宗谷岬から乗っていたんですけど整理券を取り忘れてしまいまして。。」と言ったら「あ、全然大丈夫ですよ。ご乗車ありがとうございました。」と嫌そうな対応をすることもなく快く受け入れてくれた。
次は18:08発の名寄行きの電車で帰るため、まだ2時間半ほど時間を潰す必要がある。
近くにはすき家、セイコーマートなどがあるようだった。また、約徒歩20分のところに"稚内副港市場"があるようだ。
稚内副港市場↓
http://www.wakkanai-fukukou.com
とりあえずセイコーマートで酒とつまみを買ってきて、海の近くで一杯やることにした。
駅の近くに稚内海員会館があった。"一般宿泊者歓迎"と書いてあったので宿泊もできるようだ。と思ったが、ネットの情報によるとここはどうやら既に閉業しているようだ。
近くにはツルハドラッグもあった。今回の旅行ではツルハドラッグを見かける機会が多かったなと思って調べてみると、北海道で388店舗、東北で463店舗と北海道・東北で多くの店舗を占めている。ちなみに関東・甲信越で233店舗。本社は札幌にあるそうだ。
ここでビールとホットコーナーにあったザンギを買ってきた。ちなみに、ザンギとは鳥の唐揚げのようなもので、北海道では"鳥の唐揚げ"ではなく"ザンギ"と呼ばれている。"鳥の唐揚げ"と"ザンギ"の違いについてはよく知らない。
海の風も気持ちよく、野鳥もたくさんいてうまい酒をが飲めた。
この後は稚内副港市場に行くことにした。ここから徒歩20分くらいで、この時すでに16:30頃。営業時間は17時までとのことだったのでほとんど滞在することができないが、せっかく近くまで来たので雰囲気だけでも見て行くことにした。
まだビールが余っていたので飲みながら歩いた。
市場の近くには温泉もあるようだった。と思ったが、こちらもネットに2020年3月31(火)に閉店したとの情報があった。
市場には着いたのだが、その時点で営業している店は1つもなかったように思う。店はやっていなかったが、FMわっぴーというラジオの放送局と思われるものがあり、ちょうど収録をしているようだった。また、"稚内市樺太記念館"も併設されており、そこでは稚内の歴史や樺太に関連する資料が多数展示されていた。
樺太記念館を見た後は、南稚内駅前に戻った。まだ電車の発射まで時間があったため、すき家によることにした。
ところで、北海道の牛丼やはもっぱらすき家なのだろうか。すき家はいろんなところで見かけたが、松屋や吉野家はほとんど見なかった。1回も見なかったかもしれない。
牛丼を食べた後は南稚内駅に戻り、帰りの電車に乗った。
18:08発の電車で、宿泊するホテルがある名寄駅に着くのは21:49である。帰りもまた長旅だ。
帰りの車内から。夕日が綺麗だった。
1両編成だったのだが、途中1時間くらい私以外の乗客がいない時間帯があった。
驚いたのだが、電車を降りた瞬間外はすごく寒かった。マスクをしていて口の中が温まっていた影響もあると思うが息を吐くと白くなり、コンビニやホテルのフロントには暖房が付いていた。まだ8月の中旬であり、首都圏に住む私にとっては体験したことのない出来事であった。つい数日前までは東京で猛暑日とか言っていたのに、日本は広いんだなと思った。
駅に着いた後は、小腹が空いていたのでセイコーマートに寄ってからホテルに戻った。
これ3つで398円だった。かなりお得ではないだろうか。この日の夜は左2つを食べて、1番右のカップ焼きそばは翌日の朝に食べた。
では、この記事はここまでにしよう。次の記事では、この日の翌日に"あさひかわラーメン村"へ行った時のことを記事にしたい。
次の記事はこちら↓
【東北&北海道(16)】旭川を半日観光【川村カ子トアイヌ記念館、マルセイバターサンド、旭川ラーメン】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
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本日は2020年8月19日(水)。午前中に札幌を観光してきた私は、13:11発の電車で旭川へと向かった。
途中、岩見沢駅で乗り換えがあった。
13:52に岩見沢駅に到着し、次は14:03に旭川行きの電車に乗る。この時は岩見沢には11分間しか滞在できなかったが、8/25(火)にもまた岩見沢を訪れる。その時は1時間半くらい滞在したので、その時の様子は後の記事で紹介したい。
途中、滝川駅で14分停車したので、降りてみた。私はこの時、函館本線に乗って旭川へと向かっているのだが、この駅で釧路方面へと向かう根室本線に乗り換えることもできる。また、駅から徒歩15分ほどのところに"松尾ジンギスカン"というチェーン店の本店があるようだ。
滝川はグライダーのまちでもあるらしい。
途中、近文駅で降りた。近文駅は旭川駅の1つ手前(岩見沢側)の駅である。なぜこの駅で降りたかというと、近文駅の近くの"川村カ子トアイヌ記念館"に行くためだ。と言っても、ここから歩いて30分ほどかかるのだが。
途中、オホーツナイ川という川があった。名前の由来はアイヌ語とのことだ。オホーツクと発音が似ているのでオホーツクの由来も調べてみたのだが、こちらはどうやらロシア語が由来のようなので関係はないようだ。
さて、到着した。想像していたのとは少し異なり、かなりこじんまりとした記念館だった。ちなみに、"カ子ト"は"カネト"と読む。
川村カ子トアイヌ記念館↓
館内ではアイヌ民族が使用していた生活用具や衣装などが展示されていた。全てを見るのに30分もあれば充分というくらいの広さだった。
アイヌ記念館を見た後は旭川駅へと向かう。当初は17:11にアイヌ記念館バス停から出るバスで向かう予定だったが、アイヌ記念館を出た時点でまだ16:30くらいだった。ここから旭川駅まで歩くと50分くらいなので、17:11まで待ってバスで行くのと今から歩いて行くのとほとんど時間は変わらないし、17:11まで待っていてもやることもないので歩いて旭川駅まで向かうことにした。
途中、石狩川を通った。これを見ると、歩いてきて正解だったと思った。バスだとこんなにゆっくりと川を眺めることはできなかったからだ。石狩川は信濃川、利根川に次いで日本で3番目に長い川で、北海道では最も長い川である。
さらにしばらく歩くと、病院の屋上にドクターヘリらしきものがあった。あまり見たことのない光景だったので、カメラで撮っておいた。あとで地図で確認したところ、ここはおそらく日本赤十字社旭川赤十字病院だと思われる。
旭川駅に到着した。旭川市は札幌市に次ぐ北海道で第2位の人口(約33万人)を有しており、旭川駅の駅舎も立派であった。駅の近くにイオンモールがあったので寄ってみると、中に六花亭が入っていた。
六花亭↓
帯広に本店がある北海道を代表するお菓子処で、私も今回の旅行で機会があれば立ち寄りたいと思っていた。ちょうど時間もあったので、ここでお菓子を買って行くことにした。マルセイバターサンドという商品が人気のようだったので、5個入り650円のやつを買った。
旭川駅南口に公園のようなところがあったので、そこで食べることにした。
ホワイトチョコレートとレーズンを合わせたクリームがビスケットでサンドされていた。とても美味しく、一気に5個全部食べてしまった。ちなみに、マルセイバターサンドは六花亭の販売額のおよそ4割を占めているらしい。
地面に落としてしまったマルセイバターサンドのかけらを蟻が頑張って運んでいた。
マルセイバターサンドを食べた後は、駅周辺を散策。平和通買物公園などを見た。
平和通買物公園はJR旭川駅から北へ1kmほど続く、1972年(昭和47)年6月に日本で初めて作られた歩行者天国だそうだ。
その後は旭川醤油ラーメンを食べるべく、"ら〜めんや天金 四条店"へと向かった。
ら〜めんや天金↓
https://www.tenkin-asahikawa.jp
旭川ラーメンの店については特に事前に調べていなかったのだが、駅にこの店の広告が貼ってあったのを見てこの店に行くことに決めた。駅からは歩いて10分ほどだった。
シンプルに正油ラーメンを注文した。
醤油ラーメンを食べるのはいつ以来か分からないくらい久々だった。子供の頃はラーメンといえば醤油だったが、最近ではほとんど食べなくなった。スープを1口飲んだ瞬間、とても懐かしく、シンプルだが美味い味が体中に染み渡った。具もチャーシュー、ねぎ、メンマとシンプルだったが、満足だった。これを機に醤油ラーメンがマイブームになりそうな予感がした。
この後は、20:10発の電車でこの日の宿泊地である名寄まで向かう。
電車の出発までまだ時間があったが、駅舎の中でのんびりしていた。
その後は電車に乗り、21:37に名寄駅に到着した。この日に泊まるのは"グランドホテル藤花"というホテルである。ここには2泊する。
グランドホテル藤花↓
今回の宿泊は朝食は付いていなかったが、コーヒーが無料で飲めた。こういうのは地味にありがたいと思ったのだが、部屋のパンフレットには9:15までと書いてあったがこの時は8:30までだったようで、2泊目の朝に8:30過ぎに行った時には既にサービスが終わってしまっていた。
では、今回の記事はここまでにしよう。この翌日に名寄から稚内へ日帰りで観光してきたので、次回の記事ではその時の様子を書こうと思う。
次の記事はこちら↓
【東北&北海道(15)】札幌を半日観光【小熊商店、テレビ塔、時計台、赤れんが庁舎】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
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本日は2020年8月19日(水)。東横INNをチェックアウトした私は、札幌の観光へと向かった。チェックアウトしたのは09:30ごろだったと思う。
まず最初に向かったのは二条市場だ。
二条市場↓
二条市場では新鮮な魚介類などが売られているだけでなく、飲食店もあり、その場でとれたての海の幸を味わうこともできる。しかし私はホテルで朝食を食べてきたばかりなので、今ここに来たのははめぼしい店を見つけておくことが目的で、実際にはもう少し後に再び来て食事をしようと思っていた。
小熊商店という店が目に入り、メニューを見てみたところ、値段もまあまあお手頃で、結構良さそうだ。
卓球の福原愛さんも夫婦で来たことがあるようだった。
メニューを見ていると、店員さんに「良かったらどうですか」と声をかけられた。「朝食を食べたばかりなので後でまた来ようと思うんですが、何時までやってますか?」と聞くと「15時までですが、ネタがなくなり次第終了します。」と言われた。二条市場のお店は水曜日は休みのところが多いらしく、そのため小熊商店に客が集中して早くネタがなくなる可能性もあるとのことだった。
札幌に滞在するのは13時頃までの予定だったので、それまでに来れば大丈夫だろうと思い、あとでまたここに来て食事することに決め、一旦小熊商店をあとにした。
次に向かったのはテレビ塔だ。
時刻は09:55。
地下鉄の大通駅からすぐのところだった。札幌駅・すすきの駅からも地下でつながっているそうだ。
さっぽろテレビ塔は札幌の中心部にある大通公園の東端に位置し、時計台と同様に札幌のランドマークとして愛されてきた。テレビ塔の営業時間は9時からだと思っていたのだが、入口の前には短い列ができており、10時から営業と書かれていた。もしかするとコロナの関係で営業時間を短縮していたのかもしれない。私がテレビ塔に着いたのは10時直前だったので、ちょうど良かった。私が来た時はまだ列は短かったが、10時をちょっと過ぎた開店直後にはかなり長い列ができていた。
まず1階の入り口から入ってエレベーターで3階まで行き、3階でチケットを買ってそこから展望台へ行くという流れだった。
が、しかし、なんとこの時は札幌でキャンペーンをやっていて、展望台に無料で入場できるとのことだった。これは知らなかったので、かなり嬉しかった。通常は800円の入場料がかかる。
受付で人数などを伝えると、「展望台まではエレベーターで行きますか?階段で行きますか?」と聞かれた。「階段だとどのくらいかかりますか?」と聞くと、「男性だと大体10分くらいです。」と言われた。エレベーター前は列ができていたので少し待つかもしれないが、それでもエレベーターの方が早そうで、しかも10分間も階段を上るのは大変だと思い、エレベーターで行くことにした。ちなみに、階段は453段あるらしい。
ちなみに、受付ではソフトクリーム100円引きのクーポンを貰った。テレビ塔を出てすぐのところに屋台みたいなのがあったので、そこで使えるようだ。
クーポンには営業時間09:30からと書いてあったが、確かここは11時からと書いてあり、テレビ塔に入場した時にはまだやっている店はなかったはずである。こちらもコロナの影響で時間短縮していたのだろうか。せっかくクーポンを貰ったので、11時以降にまた来てソフトクリームを食べようと思った。
それにしても、テレビ塔に無料で入場できて、その上クーポンも貰えるなんて。ホテルの宿泊費5,000円引きといい、良い時期に札幌に来たものだ。ちなみに、この後に行く時計台も、通常は200円の入場料がかかるところ、無料で入場できた。
さて、展望台に着いた。写真は大通公園である。大通公園は札幌市の中心部に位置し、東西に長さが約1.5kmある公園だ。その東端がここテレビ塔であり。西端は札幌市資料館である。
大通公園↓
札幌市資料館↓
テレビ塔の展望台からもカメラで頑張ってズームすれば札幌市資料館をよく見ることができた。
この辺りが札幌駅周辺のはずである。駅舎を正確には確認できなかったが、大丸百貨店が見えた。
おそらく、"KEIO"という文字が書かれている建物の左側に見えている赤茶色をした建物が北海道大学のキャンパスだと思う。
テレビ塔を降りた後は、二条市場の小熊商店に戻って食事をすることにした。まだそこまで腹が減っていたわけではないが、これから時計台、赤れんが庁舎と行くとどんどん二条市場から離れてしまうので、また戻ってくるのも面倒だからだ。
再びメニューを見ていると、また店員さんに声をかけられた。この時はウニが旬だったらしく、ウニがおすすめだと言われた。メニューは上の写真の丼6つ以外にもあり、確かにウニを使った海鮮丼は多かった。さらに、好みによってネタを変更することもできるとのことだった。私は好きなネタのトップ3はサーモン・イクラ・ウニなのだが、写真のDのメニュー「本マグロ・サーモン・ズワイガニ・ウニ」のズワイガニをイクラに変えると値段はいくらになるかと聞いたら、同じ値段(税込1,980円)で良いとのことだったので、それにすることにした。
店内は満席だったのだが、外にも小さなテーブル席が2つあり、外ならすぐ案内できると言われたので外で食べることにした。しかし、待っている間に店内の席が空き、「中が空いたので、中で食べますか?」と聞かれたので中で食べることにした。
これはもはや説明は不要なのではないだろうか。正に夢のような丼である。私の大好きなウニ・イクラ・サーモンが全て乗った海鮮丼は初めてだ。サーモンとイクラの組み合わせならよくあるが。器が思ったより小さく、最初は少し量が少ないかなとも思ったが、見ての通り器にびっしりと盛られているため、充分に満足できる量だった。値段もこの内容で1,980円なら高コスパだ。昨日の味噌ラーメンといい、札幌ではとても美味しい食事ができ、絶対にまた訪れたいと思った。
海鮮丼を食べた後は、テレビ塔で貰ったソフトクリーム100円引きクーポンを使うべく、再びテレビ塔に戻った。
クーポンがどこの店で使えるのかよく分からなかったので、とりあえずソフトクリームを販売しているお店に行って「このクーポンはここで使えるか」と聞いたところ、「本当はここじゃなくて向こうの店なんだけど、特別にここで良いよ。本当はダメなんだけど。内緒だよ?内緒だよ?」と言われて、結局その店でソフトクリームを買った。なんとも明るく楽しい店主さんだった。「内緒だよ?」と言われたが、あれから1ヶ月も経過しているし、もう時効だろうということでここで暴露しても特に問題ないだろう。ちなみにソフトクリームは400円のところをクーポンを使って300円で購入した。
この日は結構暑く、ソフトクリームをのんびり食べていたら途中から溶けてきて手がベタベタになってしまった。
ソフトクリームを食べた後は、時計台へと向かった。
途中、少しだけ大通公園を通った。
時計台に着いた。前日の夜にも見たが、明るい時間に見るとまた違った雰囲気が楽しめる。
ここが撮影スポットのようだったので、ここから撮ってみた。
たぶん自撮りして時計台と一緒に写るにはちょうど良い場所なのだろう。
道路を挟んで向かい側に時計台の全景が撮影できるという展望台があったので行ってみた。
確かにここからだとよく見える。
近くには北海道新聞社のビルがあった。あとで調べると、ここが札幌本社のようだ。
この後は時計台の建物の中に入ったが、この日は暑く、中も冷房がほとんど入っておらず暑かったため、すぐに出てしまった。中では時計台の歴史などが紹介されていたようだったが、ほとんどまともに見ることができなかった。ちなみに、入館料は通常200円なのが、テレビ塔と同様、キャンペーンが行われていたため無料で入ることができた。
時計台を出たら、次は赤れんが庁舎に向かった。そういえば、時計台は毎正時に鐘がなるそうだが、聞いた記憶がない。あと数分滞在すればちょうど正午12時だったので聞くことができたかもしれない。それか、実際には聞いたけど覚えていない、もしくは気付かなかっただけかもしれない。
赤れんが庁舎とは、"北海道庁旧本庁舎"のことである。現在では北海道の歴史を紹介する資料が展示されている。
のはずだったのだが、昨年(2019年)から改修工事が行われているらしく、中に入ることはできなかった。2023年3月まで閉館(予定)と書いてあった。
中に入れなかったのは残念だったが、この美しい外観を見れただけでも充分に満足だった。ちなみに、赤れんが庁舎は昭和44年(1969年)に国の重要文化財に指定されている。
近くには北海道庁もあった。
赤れんが庁舎を見たあとは、札幌駅へと向かった。このあとは13:11発の岩見沢行きの電車に乗る。
電車の出発までまだ少し時間があったので、ESTAの10階にある"札幌ら〜めん共和国"に行ってみた。
http://www.sapporo-esta.jp/ramen
ここでは様々なラーメン店がラーメンを提供していた。HPを見ると、現在8店舗のラーメン店が営業しているようだ。ここは札幌だが、札幌ラーメンとは限らず、函館ラーメンや旭川ラーメンを提供している店もあるようだ。私はこの日はホテルで朝食を取ってきたし、その後に二条市場で海鮮丼も食べてきたし、前日に札幌ラーメンも食べていたのでここでは食べなかった。
まだ時間があったので、札幌駅北口の方も見てみた。出口から少し見ただけだが、北口にはあまり見どころはなさそうで、札幌駅付近の飲食店や観光地などの見どころは南口に集中しているようだった。
これからは旭川へと向かう。途中、岩見沢駅で乗り換えだ。では、今回の記事はここまでにしよう。次回は、旭川を訪れた時の様子を記事にする。
次の記事はこちら↓
【東北&北海道(14)】札幌で味噌ラーメンを食べる【日本三大ラーメン】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
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本日は2020年8月18日(火)。小樽を観光した後、20:40発の電車で札幌へと向かった。
札幌駅に到着したのは21:26だった。
やはり札幌駅は大きい駅だった。
駅前には"ESTA"という複合商業施設があった。
ESTA↓
エスタには次の日に少しだけ中に入って様子を見てみた。ところで、エスタって名古屋にもなかったっけ?と思って調べたら名古屋にあるのは"ESCA(エスカ)"だった。
ESCA↓
大丸百貨店もあった。
大丸↓
札幌には明日の午前中まで滞在するので、今日は味噌ラーメンだけ食べてそれ以外の観光は明日にすることにした。ラーメンを食べる前にまずはホテルにチェックインした。この日に泊まったホテルは"東横INN札幌すすきの交差点"だ。
東横INN札幌すすきの交差点↓
https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00100.html
この時、サッポロ夏割キャンペーンというのをやっていた。キャンペーンの内容は大きく2つだ。
①1泊6,000円以上の宿泊に対し5,000円割引
②札幌市内で使えるクーポン券3,000円分
私が宿泊した時、②は終了してしまっていたのだが、①のキャンペーンは適用され、宿泊費7,220円から5,000円割引で2,220円で宿泊することができた。これはかなりお得だ。しかもこの2,220円に対してGOTOキャンペーンを適用することもでき、後で申請すればさらに35%引きで1,443円となる(しかし、大した割引額ではなかったためGOTOキャンペーンは結局申請しなかった)。
ホテルまでは札幌駅から歩いて20分ほどだった。地下鉄ですすきの駅まで行ってしまえばすぐなのだが、電車代が惜しいので歩くことにした。
今日は観光しないと言いながら、札幌市時計台がほとんど通り道にあったので、よってみた。実はこの時計台、日本三大がっかり名所の内の1つと言われているのだが、なかなか立派な時計台ではないか。この時はすでに営業時間は終わっていたが、あした中を見学する。
テレビ塔も見えた。こちらも明日上る予定である。
大通公園も有名な観光スポットだ。詳しくは次の記事で紹介しよう。大通公園から歩いて5分ほどでホテルに到着した。
この写真は翌日のチェックアウト後に撮った写真だ。ちなみに"すすきの"は正式な地名ではないが、地下鉄"すすきの駅"の駅名などに使用されている。新宿の歌舞伎町、福岡の中洲と並んで"日本三大歓楽街"とも称されており、飲食店や夜のお店、ホテルや商業施設などが隣接している。しかし、女性1人で飲み明かしても安全と言われるくらい治安は良いそうだ。
私が宿泊したのは11階で、廊下の窓から撮ったものだ。これも翌日の朝に撮ったものだ。
さて、場面を夜に戻そう。チェックインを済ませた後は、味噌ラーメンを食べに出掛けた。ネットでの評価が高く、かつホテルから近いラーメン店を探した。
訪れたのは札幌味噌ラーメン専門店"けやき すすきの本店"である。
けやき↓
私が来た時は満席で、少し待ったがすぐに席が空き、入店できた。メニューはニンニクラーメン、辛いラーメン、ネギラーメンなどあったが、私はシンプルに味噌ラーメンを注文した。
正直、見ただけでこれは美味いと確信した。料理って見た目も大事なんだなあ。だが、味もまさにご想像の通りだ。麺は中太の縮れ麺で、熱々のスープがよく絡む。具もチャーシュー、ネギ、キャベツ、メンマ、もやしなどが入っており、野菜も摂取できる。また、キャベツやもやしはラーメンに入れる前に炒めているようであり、香ばしさもありとても美味しかった。スープも濃厚な味噌の味に野菜の甘味も合わさり絶品だった。スープはずっと熱々のままで最後まで楽しめた。また札幌に来ることがあればきっとこの店を再訪するだろう。
ちなみに、札幌の味噌ラーメンは"日本三大ラーメン"の内の1つと言われており、残りの2つは福岡の博多ラーメンと福島の喜多方ラーメンである。私は博多で博多ラーメンを、喜多方で喜多方ラーメンをそれぞれ食べたことがあるが、今回食べた札幌の味噌ラーメンがダントツで美味しかった。しかし、これで"日本三大ラーメン"の中で札幌の味噌ラーメンが一番美味しいと結論付けられるほど単純な話でもなく、どの店で食べたかによっても感じ方は変わるだろう。
ラーメンを食べた後はホテルに戻って服を洗濯した後、すぐに寝た。本当は夜のすすきのを散策したかったのだが、あまりにも疲れていたのでやめてしまった。普段はどんなに疲れていても観光を優先するのだが、今はコロナが心配ということもり、あまり疲れを溜めすぎたり睡眠不足が続くと免疫力が落ちてコロナに感染、ということもあり得るので、少し神経質になっていた。これは気のせいかもしれないが、すすきの周辺はマスクをせずに会話をしている人が東京よりも多かったと感じた。
しかし、今思えば、せっかく近くに泊まってるのだからすすきの交差点くらい見ておけば良かったと思っている。あの有名なニッカウヰスキーの看板も見ようと思っていたが今回の旅行では見そびれた。
朝になった。前日早めに休んだのと、この日の午前中は割と行程に余裕があったため、確か8時間くらい眠ることができ、かなりすっきりした。やはり睡眠は大事である。さて、東横INNの朝食は通常はバイキング形式だが、コロナ対策で今は個包装での提供となっている。ご飯と味噌汁もホテルのスタッフが器に盛ってくれた。バイキングでないのは残念だが、これは仕方ない。
クロワッサンもあった。飲み物はコーヒーや牛乳などあった気がするが、あまりよく覚えていない。
その後はチェックアウトして札幌観光に向かった。この日は午前中いっぱいは札幌に滞在する予定である。では、今回はここまでにしよう。次回の記事では、札幌で海鮮丼を食べたり、時計台、テレビ塔、赤レンガ庁舎、大通公園などを訪れた時の様子を紹介したい。
次の記事はこちら↓
【東北&北海道(13)】夜の小樽を散策【小樽運河】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
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本日は2020年8月18日(火)。長万部を訪れた後、16:38発の電車に乗り、次は小樽へと向かった。
小樽に着くのは19:52なので、3時間14分も電車に乗ることになる。
長万部から6駅目に、昆布駅という駅を通った。アナウンスで「次は、昆布〜昆布〜」と流れ、「ん?」と思いつつ、まさかあの昆布じゃないだろ?と思いながら(北海道は変わった地名が多い)掲示板を見てみると、まさかの「昆布」と書いてあり、笑ってしまった。昆布という名前はアイヌ語に由来されるとされているが、色々な説があり正確な由来は不明らしい。
調べてみると、昆布駅から徒歩5分のところに温泉施設があった。
幽泉閣↓
http://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/yuusenkaku/
HPを見ると、どうやら宿泊もできるようだ。
途中、18:13-18:32の約20分間、倶知安(くっちゃん)という駅で停車する時間があったので、駅の外に出てみた。
長万部駅と同様、倶知安駅も北海道新幹線が札幌まで延伸する際は、停車駅となるようだ。
倶知安町はスイスのサンモリッツと1964年から姉妹都市提携を結んでいるらしい。1964年(昭和39年)に当時の高橋清吉町長がサンモリッツへ出向いたことがきっかけらしい。1964年といえば東京オリンピックの年だが、特に関係はないみたいだ。ところでサンモリッツは世界遺産にも登録されているレーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線が通っている場所でもあり、コロナが無事収束したら是非行ってみたいと思っている場所だ。
さて、19:52に小樽駅に到着した。あたりはすっかり暗くなっていた。小樽と言えば、小樽運河が有名だ。この日は最終的に札幌まで行って宿泊するのだが、夕食も札幌で味噌ラーメンを食べようと思っているのと、前日の夜は快活クラブの飲み放題カフェで夜を明かすという選択をしてしまったせいで疲れが全く取れずこのとき疲労度がMAXだったので、小樽運河だけをサクッと見てさっさと札幌に向かうことにした。
ここは小樽運河にかかる"中央橋"という橋だ。小樽駅からこの中央橋までは緩い下り坂をひたすらまっすぐ歩いて10分弱で到着できた。
小樽運河は、1923年(大正12年)に完成した。内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋め立てて造られており、緩やかに湾曲しているのが特徴となっている。完成以来、船舶の移動などに利用され活躍したが、戦後になると港のふ頭の整備により運河としての役割を終えた。その後、運河を全て埋め立てて国道にすることが計画されたが、それに反発して周辺の歴史的建造物を含めた保存に向けて市民活動が起こった。最終的に、当時40mの幅があった運河の半分、20mを埋め立てて道路とし、残りは散策路などを整備することで議論が決着した。ただし、北部(通称:北運河)は当初のまま40mとなっている。
暗くて分かりづらいかもしれないが、最初の中央橋から撮った運河よりも幅が広く、大正当時の運河のままの姿が残されている。作業船などが運河沿いに繋がれていて、昔の面影を残している。北運河までは、中央橋からゆっくり歩いて10分ほどだった。
この倉庫は90年以上前にできたもので、現在も使われているらしい。
散策路にはガス灯がともっている。散策路には合計63基ものガス灯が設置されているそうだ。
クルーズ船の運行もしているらしい。私が来た時はもう営業時間が終わっているようだったが、小樽運河を解説を聞きながら船の上から楽しむことができる。他にも人力車のサービスもあるようで、小樽の歴史などを解説しながら周囲を案内してくれるようだ。
また、こちらも私が来た時間にはすでに閉まっていたが、中央橋から交差点を渡ってすぐのところに"運河プラザ"という施設があり、観光案内所や売店、カフェなどが併設されているようだった。正直、夜はあまり観光客は見られなかったが、昼間はもう少し賑やかなんだろうというのが何となく想像できた。夜の小樽運河も良かったが、明るい時間にも一度見てみたいものだ。
さて、小樽運河を一通り見終えたら、もう小樽駅に戻って札幌へ向かうことにした。
20:40の電車があったので、それに乗ることにした。札幌の到着は21:26である。では、この記事ではここまでにしようと思う。次回は札幌を訪れた時の様子を記事にしたい。
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【東北&北海道(12)】長万部で名物の"かにめし弁当"を食す
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
前回の記事はこちら↓
kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
本日は2020年8月18日(火)。森駅周辺の観光を終えた私は、13:44発のJR函館本線に乗り、長万部へと向かった。
森駅と長万部駅の間は基本的にずっと海沿いを走っていたので、海がよく見えた。
長万部駅に到着したのは14:57だ。次に乗る電車は16:38発の小樽行きなので、1時間半くらい時間がある。
長万部はかにめしが名物ということはネットの情報にあったため、長万部ではかにめしを食べようということは決めていたが、それ以外の予定は特に立てていなかった。
かにめし本舗かなや↓
こちらのお店は2018年で創業90周年を迎えたそうだ。
現在、新青森駅-新函館北斗駅間を運行している北海道新幹線を、2030年に札幌まで延伸する計画があるらしく、その際は長万部駅は停車駅となるそうだ。これに伴い、現在の駅舎は取り壊され、駅の高架構造への変更が決定しているらしい。
折詰そばというのも名物らしい。しかし、この日は営業していなかった。ちなみに、8日後の8月26日(水)にも再びこの長万部を訪れることになるのだが、その時も営業していなかった。その時は"水曜日定休"という札みたいなのがあったのだが、今日は火曜日。もしかすると、もっと早い時間なら営業していたのかもしれない。
さて、まずは先ほどの"かにめし本舗かなや"を訪れた。「何時までやってるか」と店主に聞いたところ、「16時までだけど売り切れ次第終了になる」と言われたので、先に買って海の近くで食べることにした。
この段差になっているところに座って食べることにした。
税込で1,180円と少し高めだった。
まず、ご飯の上には蟹の身がびっしり。香ばしさがあり、旨味も詰まっていてご飯とよく合った。卵、椎茸、グリーンピース、梅干しがトッピングされており、さらに付け合わせに佃煮とみかん、漬物が入っていた。この佃煮がまた美味しく、ご飯が進んだ。最後に、みかんも甘くて美味しかった。
かにめしを食べた後は、温泉街を見てみようと思ったが、Googleマップで調べると今いる海岸から徒歩20分程と出たため、少し遠いし、どちらにせよ温泉に入るつもりはなかったため、あとは駅へ戻ってゆっくりしようと思った。
しかし、駅に戻ったは良いがまだ次の電車までは時間があり暇だ。と思ってGoogleマップをもう一度見てみると、先ほど調べた温泉街へのルートがかなり遠回りをしていることに気付いた。駅前にあった地図を見てみるともっと近い行き方があると書いてあり、この近道を通れば駅から歩いて10分ほどで行けそうだった。ということで行ってみることにした。
この橋を渡ると近道とのことだ。Googleマップではこの道が反映されておらず、かなり遠回りするように表示されていた。
橋を降りるとすぐに温泉街があった。
写真には5つの温泉旅館しか残っていなかったが、温泉旅館は全部で7つあるようだった。
長万部駅に戻ると、このような看板があった。今は夏で暑かったので温泉という気分ではなかったが、多くの旅館は日帰り入浴も歓迎しているようだったので、もう少し涼しい季節に長万部に来る機会があれば入ってみたい。
短い時間だったが、なんだかんだで長万部での滞在も楽しむことができた。この後は駅に戻り、16:38発の小樽行きの電車に乗る。
それでは、今回の記事はここまでにしよう。次回は、小樽を訪れた際の様子を記事にしたい。
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【東北&北海道(11)】JR函館本線の森駅周辺を観光【オニウシ公園・駒ヶ岳・いかめし】
2020年8月15日(土)〜2020年8月30日(日)の約2週間にかけて東北と北海道を旅してきた時の様子を記事にしている。
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本日は2020年8月18日(火)。五稜郭の観光を終えた私は、10:58発のJR函館本線森行きの電車に乗った。この日の最終目的地は札幌だが、途中いくつかの駅で降りて観光してきた。最初の目的地は森駅周辺だ。
途中、新函館北斗駅を通過した。これは新幹線が停まる駅でもある。
電車内にウポポイの広告があった。今年(2020年)の7月12日にオープンした、北海道白老郡白老町にあるアイヌ民族博物館である。日程が合えば行きたいと考えていたのだが、今回は断念した。この電車内以外にも北海道の様々な場所でウポポイの広告を見かけることがあり、宣伝に力を入れているようだった。
ウポポイ↓
これは大沼公園駅を過ぎたあたりで撮ったものだ。電車の進行方向右手に"大沼"という湖を見ることができ、写真には撮れなかったが進行方向左手には"小沼"という湖が見えた。名前には"沼"という文字が入っているが、調べたところこれらは湖とのことだった。ちなみに大沼公園は新日本三景の1つにも選定されている。こちらも時間が合えば行きたかったのだが、今回は断念した。
駒ヶ岳駅を通過した。この次の駅がこの電車の終点、森駅である。
電車の中から駒ヶ岳が見えた。駒ヶ岳という名称の山は日本に複数ありややこしいのだが、これは北海道にある駒ヶ岳である(北海道には1つしかない)。
森駅に到着した。12:21に到着し、次に乗る電車は13:44発の長万部行きだ。1時間以上時間があるのだが、特に事前に予定を立てていたりはせず、駅周辺に何があるのかもよく知らなかった。
駅前の地図にあった"オニウシ公園"が気になったのでネットで調べてみると、公園には展望台があり駒ヶ岳がよく見えると書いてたった。駅から歩いて10分ほどのようだったので、ここに行くことにした。
ちなみに"オニウシ"はアイヌ語で「樹木の多くある所」という意味の言葉らしく、町名の"森"の由来にもなったそうだ。
駅前にいかめしの弁当屋さんがあった。どうやら森町はいかめしが名物らしい。せっかくだから買おうと思ったが、この後また長万部まで1時間以上電車に乗るので、公園から帰って電車に乗る直前に買って、電車の中で食べることにした。
ちなみに気温は26度だった。つい数日前まで首都圏にいて連日猛暑日だったので、かなり涼しく感じた。
さて、公園には着いたのだが、展望台の場所が分からない。公園内に地図は見当たらず、ネットで検索しても出てこなかった。道に迷いながらも、展望台だし高いところにあるだろうという単純だが合理的な考えの下、とりあえず坂道を見つけたらそこを上るということを繰り返していった。公園自体はとてつもなく広いというわけでもないが、地図もないのに難なく展望台を見つけられるほど小さくもなかった。しばらく坂を上っているうちに展望台らしき建物を見つけ、無事展望台に上ることができた。
展望台から見た駒ヶ岳。素晴らしい景色だった。ここに来て良かったと思った。
道の駅がすぐ近くにあったので、これを目印にすると展望台に行きやすいと思う。"道の駅 YOU・遊・もり"と検索すればGoogleマップでも出てくる。
展望台にはイスとテーブルがあったので、いかめし買ってきてここで食べても良かったなと思った。
さて、展望台からの景色を楽しんだ後は森駅へと戻った。
森駅のホームからも駒ヶ岳が見える。
森駅は内浦湾に面しており、駒ヶ岳だけでなく海も見える。あと野鳥も。
鳥には詳しくないので何ていう鳥なのかは分からない。
公園から戻って駅の改札を通る前に例のいかめしを買ってきた。値段は780円(税込)だった。ちなみに、買ったのは阿部商店というお店だった。
阿部商店↓
イカの胴の部分に味の付いたご飯が詰めてあるというものだった。イカは結構肉厚でもっちりとした食感で、甘味があって美味しかった。中のご飯は甘辛の味付けでイカとよく合い、とても美味しかった。大きさも大きめで、満足できた。これはまた食べたいなと思った。
ところで、今乗っている電車は13:44発、長万部行きの電車だ。長万部駅には14:57に到着予定である。では、続きは次の記事で書こうと思う。次回は長万部での様子を記事にしたい。長万部では特に観光はしていないのだが、名物の"かにめし"を食べたりした。ではまた。
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